2009/01/16
投資詐欺疑惑で多くの一般投資家からやいやい言われている時事評論家増田俊男の炎の国際経済評論サイト「増田俊男の世界」のコラム時事直言が本日も更新されていた。
増田俊男は投資顧問会社サンラワールド(関係者:江尻真理子・江尻徳照・柏木芳樹こと長谷川真史)によって200億もの出資金を集め、ノリでパラオに設立した銀行「サンラ国際信託銀行」での資金の高利運用に失敗したり、ハワイのコーヒー園「サンラ・コーヒー組合」への投資話も破綻したり、上場予定の未公開株として資金集めしたカナダの「Arius3D社」は幽霊会社みたいなもんだったと言うことで、一部の投資家から出資法違反の罪で警視庁に告訴されていた(未公開株詐欺としてはまだ告訴されていない)。
サンラワールド自体は昨年始め辺りに破綻していたような物だ。普通なら詐欺師の常で夜逃げする所だが増田俊男の闘争心は凄く、告訴や民事訴訟を起してくる投資家達と未だに戦い続けている(黒を白にする聖戦?)。
そして一部投資家に対して、根城にしていた帝国ホテルの事務所とUFJの預金口座を裁判所の差し押さえ命令により差し押さえられた事に猛反発して、「和解する心算だったのに何事か!」といった感じでぶち切れて、強制執行を申し立てた被害者や弁護士を、昨年末に謝罪させてしまった。
昨年はサンラワールド被害者の申し立てた出資金返還訴訟だか損害賠償請求訴訟だかの民事訴訟を傍聴したが、これもサンラワールド側に分がありそうであった(というか被害者応援団がチャチ過ぎかつ自分の売名に利用し過ぎで被害者がかわいそう)。
恐らく、増田俊男の戦いは黒を白にしてしまうんじゃないだろうか。もっと、強力な証拠固めをしたり増田側のボロを警察がゲットしない事には……。
とにかく増田俊男は、告訴されても悠然と「増田俊男の世界サイト」を更新するデンと構えた楽観主義だ。
そんな本日の増田の時事直言のタイトルは「楽観主義が悲観主義を制する」である。サンラワールド被害者にしてみれば怒髪天を衝くような思いだろう。
内容的にはオバマがどうしたこうした言う稚拙なものだが、サンラワールド被害者を怒らせるには十分だろう。増田俊男の闘魂というか商魂は常識では計り知れない。
ところで本紙の元に、サンラワールドの関係者、柏木芳樹こと長谷川真史(はせがわまさし)が「続・サンラワールド」的に設立した、アイ・トレードFX株式会社(i-TRADE FX CO.,LTD 代表取締役井村博司 東京都中央区日本橋小網町3番18号 カネトモ第2ビル4階)というFX−外国為替証拠金取引を扱う金融商品先物取引会社についての不正疑惑情報が寄せられた。
アイトレードFXは、平成13年10月サンラ・コミュニケーションズ株式会社として、サンラワールド子会社のような形で設立。
平成15年9月サンラ・フォレックス・ジャパン株式会社に商号変更、平成17年12月アーク・アセット・マネジメント株式会社へ商号変更、平成19年9月みらいFX株式会社へ商号変更、平成19年12月FX-WING株式会社へ商号変更、平成20年8月アイ・トレードFX株式会社に商号変更。商号変更を繰り返す典型的な商品先物投資業者と言えよう。
増田俊男は詐欺師と言われていても未だに自分を偉大な経済評論家だか時事評論家と考えているような勘違い親父的で愛嬌のある所がある奴だ(これが演技だったら凄く怖いが)。
対してアイトレードFXの場合、長谷川真史がぐいぐい前へ出ず、もっと周到な感じのする投資勧誘や出資金募集形態である。アイトレードFX株式会社・長谷川真史の不正疑惑については、後日、追ってお知らせする。