二十六日に予定通り、国士舘創設者柴田徳次郎先生の墓前に御参りしてきた。学校側が百周年の一環事業に組み入れてくれて、立派な施設の一部に生まれ変わっていた(写真参考)。
創始者の思い、建学精神を忘れない、時代に流されない凛とした学風、等を今に生きる学生に伝えて行く為にも、創始者を尊ぶ姿、先達の背中は見せ続けなければならない。
そういう意味での今回の墓所の改修工事はとても意義ある事ではなかったか。創立百周年に向けて古くなった校舎や施設に大改修が行なわれているが、魅力ある学園は学生集客に絶対条件だろう。ただ大講堂だけは手付かずのまま残して欲しいと感じた次第である。
今後、百年を生き抜く為に、先達の英智と見識、引き継ぐ執行部の不断の努力、更なる勤勉に我々OBも支持、拍手を惜しまない、と誓って来た。
白 倉 康 夫