2009/05/28
北里大学・北里研究所は、現在、非常に混乱しているそうだ。北里大学の方で「内部告発事案の調査委員会」と称して、告発者探しに躍起になっているという。
本紙としては、これを機会に北里研究所グループの不正根絶になってくれればと思い、3回で終了する予定だった「学校法人北里研究所グループ、北里学園北里大学の不正」を本日の(下)以降もシリーズとして継続して行こうと考えている。
学校法人北里研究所グループ・北里大学は10年くらい前までは、創立者北里柴三郎の名に恥じぬほど、医療系大学の中でもかなり突出し、各方面に発展してきた。しかし、理事グループがおかしくなり始め、東京三菱銀行も参入しごっちゃになって収拾がつかない状況なのだそう。
北里研究所グループ経営陣の問題点によって、――コロコロ変わる経営方針、例えば北里東病院の処遇を巡って東病院閉院〜水産学部校舎〜増床〜検診施設〜癌病棟建設〜精神科残留〜閉院などで――その度、グループに莫大な損害を残し、研究所職員の方々が翻弄され続けてきたそうだ。北里柴三郎も悲しんでいるだろう。
北里研究所は白衣が制服のお医者さん学校だから、正に「象牙の塔」という言葉がぴったりな組織体である。「象牙の塔」とは、学者などが研究熱心なあまり、現実社会と疎遠になったときに使われる言葉で、研究ばかりしていて世間知らずな人を揶揄する言葉だが、筆者としては、医療系とか理系の人には単純に羨望や敬意の方が優先し、「象牙の塔」という言葉には憧れさえ覚えている。
そんな、象牙の塔・北里研究所の中で成功していくうちに、北里大学経営陣の方々は本当に公私混同し区別がつかなくなってしまっている模様。
先日の学校法人北里研究所グループ、北里学園北里大学の不正 ≠ノて、北里大学の人事担当者、小林裕志常任理事が仲間を飲みに連れてってやるのに、お大尽さんに成り過ぎて、ちょっと経費としては如何なもんか?な額の飲み代を北里大学名義のクレジットカードで払っているという疑惑があり、本紙は「飲み過ぎ注意報」?(大学のカードで飲み過ぎ?)を発令したのであった。
しかし、情報通の方によれば、いやいや北里大学名義のクレジットカードでの大学経費の私的利用は小林裕志常任理事だけじゃないですよ、とのことなのだ。
ちなみに小林常任理事は、六本木・青山などのしゃれた街の発展に、大学名義のカードで貢献しているそうである。大学理事というだけでも羨ましいのに、青山辺りで大学のカードで遊びまくれるなんてチョイ悪オヤジの鏡だよ・・・。
小林常任理事は青山・六本木がレジャースポットということだが、小林常任理事以上に北里名義のカードを使っているのは、もちろん、北里大学理事長・学長の柴忠義氏だそうである。この点、常任理事より偉い理事長の方がカード使用料が大きいのは順当と思われる。(理事長より常任理事の方がカード枠を持ってた方が怖い)
小林常任理事は、六本木好きだそうだが、柴理事長は恵比寿のウェスティンホテルなど高級ホテルでの利用、それに伊勢丹でのお買い物などに北里大学名義のクレジットカードを利用しているそうだ。
高級ホテルは、もしかして学会やら研究関係のなにかしらのお食事やらお泊りやらあるかも知れないが、伊勢丹のお買い物は何なのだろう?注射針は売っていないはずだ。
それと、小林常任理事は堂々と自分自身の責任において大学のカードで飲み食いしているそうだが、間瀬行雄事務本部長が、これに太鼓持ちでくっついてきて、他人の財布をあてにして飲み食いするという、北里大学の品位を汚す行為をしているそうだ。
昨今、大学の無駄遣いはかなりひんしゅくを食っていて、特に北里大学の場合、多大な助成金を受けているわけだから、その点、かなりシビアに使用すべきだと思われる。北里研究所では、経営幹部の方々がちょっとこの10年間位、気が緩んでいるらしく、さまざまな事件が頻発している。「北里研究所グループの健康保険の不正請求」を含めた、北里大学の事故・事件に関してはまた後日。