右翼・同和を騙り、高額書籍を売りつける政治経済研究会鰍rBB

(敬天新聞4月号)

民主党山下八洲夫関係を匂わせる悪徳エセ同和

 数年前、民主党の山下八洲夫参議院が代表となっていた政治団体「政治経済研究会」の名を騙り、領土や公安問題を扱う高額書籍を脅しまがいの手法で売り捌き、問題となった出版会社潟Gス・ビー・ビー(代表・柿原邦人=東京都北区中十条二ー九ー十二)が、未だに高額な書籍を強引に売りつけている。
 領土問題や公安問題といった内容の書籍を、不特定多数の一般市民、企業、公的機関等へ一方的に送り付け、或いは電話を掛け捲り、購入を拒むものに対しては、あたかも右翼団体や同和団体が後日制裁を加えるかの如く恫喝するなどして無理やり買わせ、暴利を得るという悪徳商法の類だ。
 もっとも最近では警察当局の目も厳しくなり、露骨な脅迫的言動は控えているようだが、高圧的なトークで「買わないと怖い目にあうかも」と相手に連想させて購入させる手法には違いない。
 「政治経済研究会」は嘗てNHKの闇将軍と云われた元社会党代議士・上田哲が潟Gス・ビー・ビー(以後SBB)の創業者大江可之と共に中小企業向けの勉強会を目的に設立した政治団体である。山下八洲夫代議士は上田哲の秘書をしていた経緯があり、同研究会の会長に就いていた。

悪徳な高額書籍販売の上前は政治家に流れ…?

 研究会の実務は元国会職員である寺田晃夫が行っていた。SBBは「政治経済研究会」の名を使い悪徳商法まがいに暴利を上げ、研究会もその売り上げから、印税名目で7年間に渡り総額1億3千万円余りを得ていた。何故か特捜としてロッキード事件を手掛け検事総長も歴任した経歴をもつ吉永祐介もSBBの役員に就いていた。
 このことが世間に問題視され、山下代議士も寺田氏もSBBが悪徳商法まがいに書籍を売っていることは知らなかったといって(そんなこと無いだろ!)SBBとの関係を断ち切り「政治経済研究会」も潰して事無きを得た。しかし、SBBは独自に「政治・経済研究会」(=千代田区平河町一ー三ー八)を設立し、現在も高額書籍を売り続けている。
 関係者の話によると、創業者である大江可之が亡くなってからは、息子である大江尚之が二代目として社長に就いていたのだという。

死に損ない爺さんを電話番、兼、逮捕要員?

 しかし、組織が分裂したり、尚之の金遣いが問題視される中、先代大江可之の後妻・大江典子(尚之にとっては継母)とSBBの経理を担当していた柿原が良い仲(大人の想像に任せる)となり、尚之はSBBを追放されたのだという。先代が亡くなってSBB株の大半を得た大江典子は柿原を社長に就け現在の実権を握っているという。
 また、関係者によると柿原が社長となってから「悪徳商法ではないか」との苦情が特に増えたというが、売り方に今も昔も違いは無いだろう。
 しかし何故、今まで事件にならなかったのだろうか?それは、SBBはあくまでも出版社であり、販売は「政治・経済研究会」あるいは「同和文献保存会」という別組織がやっていることにして、販売トラブルの総責任者として門野太郎という死に底無いの爺さんを防波堤として会長に据えているからだ。
 警察や消費者、本物の右翼団体、同和団体が苦情を入れると、門野太郎という人工透析で病院通いの爺さんが「私が総責任者である」と言って現れ、ヒタスラ謝るのである。

役者・門野太郎の泣き落しに騙されてはならぬ

 警察に何度呼び出されても「今後、気をつけます。今から透析のため病院に行かせてください」と今にも死にそうな顔で爺さんが言うものだから、警察も逮捕して死なれたら困るからなのか「今後は気をつけろよ」で終わりにしてしまうのだという。本物の同和団体に小突かれて大怪我をしたこともあるという門野太郎の命がけの演技に騙されてはいけない。
 SBBがまっとうに書籍を売っているのであれば、わざわざ政治・経済研究会や同和文献保存会といった別組織を名乗る必要は無い筈である。電話は全てSBB事務所内で受けているし。
 高額書籍販売の悪徳商法で同業者が逮捕される中、このようにSBBは古典的な手法で今も尚、高額書籍を売り続けているのである。
 国民のためにご尽力なさっている全国の活動家の名誉の為にも、このようなヤカラを、このまま野放しにしてはいけない!

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