2009/05/02
今回の障害者郵便割引を悪用した郵便法違反事件は、当初は新生企業が主導でウイルコや朝日広告社、博報堂に伝播したとの情報提供であった。
ところが最近、明らかにウイルコ内部情報に詳しい方からの新情報が入った。
ウイルコ幹部が新生企業と関係なく金沢中央郵便局と結託し、広告郵便規定の最大通数割引率より2%多く割り引かせ、ウイルコには規定の割引率を報告し、2%は着服していたというもの。
この郵便割引料2%の横領が現在逮捕されているウイルコの元会長若林にばれたが、若林はその幹部を石川県白山市の本社から東京支店に飛ばしただけで終らせたそうだ。
その詳細についてはまた後日報じるが、ウイルコには「大日本印刷」出身の社員が多いらしい。そしてウイルコにおいて、この障害者団体向け割引郵便制度を悪用の違法ダイレクトメールノウハウを開発したのはメインの人間らは大日本印刷出身者であるそう。
ウイルコ金沢本社においての郵便割引悪用のキーワードは、大日本印刷と金沢中央郵便局だそう。
今、報道では新生企業系偽装障害者団体・白山会の守田容疑者が、郵便割引悪用のライバル組織を叩くよう民主党牧義夫議員に依頼し政治献金をしていた事が大きな話題となっている。
大阪地検では郵便事業会社―日本郵便の社員に関しても、新生企業や白山会らが障害者郵便割引制度の適用要件に満たない違法ダイレクトメールを持ち込んだのに、その発送を許していたとして同じく郵便法違反で立件するそうだ。
障害者団体の為の福祉制度を、郵便局員から通販会社から国会議員までよってたかって悪用した訳で、被害額も数百億と甚大だ。この手の「癒着ありき」の違法行為は基本ばれなきゃ終わりだから普通の犯罪より質が悪い。
大阪地検には、この障害者郵便割引悪用カルテルを末端まで一網打尽にしていただき悪用してない障害者団体の名誉を挽回してあげて頂きたい。