全国保証グループのばんせい証券が質権設定

している鈴木亜久里率いるスーパーアグリ

F1チーム(エーカンパニー)の売却話―

2008/02/07

スーパーアグリF1チームは、ばんせい証券にはお買い得では?

 なぜ、スーパーセレブ鈴木亜久里氏の率いるどうみてもお買得そうな「スーパーアグリF1チーム」が、売却できないのか? ばんせい証券が「スーパーアグリF1チーム」の株券に質権設定しているのが原因だろうか?いや、誰も自社の株式を他人に売るのに「商品先物会社が」質権設定してます」なんてぶっちゃけて売る筈はないだろうから、今まで、買おうとした側はばんせい証券の質権設定うんぬんは知らなかった事だと思われる。商品先物会社の質権設定など知らなくとも、買う側が躊躇し、やはり買収を諦めるくらいの瑕疵≠ェ、我々素人目から見たらお買得そうな「スーパーアグリF1チーム」にもあるという事なんだろうか?

 個人的な意見では、スーパーセレブ鈴木亜久里氏は同じく元F1レーサーの中嶋悟氏や片山右京氏に比べ、非常に知名度が高くてF1と言えば、アグリ!という感を持っている為、何でそのチームが悪徳商品先物会社で名を馳せたばんせい証券に質権設定までされ、インド人に買収されるとまで噂されているのか不思議な位だ。
鈴木亜久里氏は20年以上も昔、当時のホットドックプレスやPOPEYE、MEN'S NON-NO等のファッション誌の背表紙広告には、今は生産中止になったミニスカイライン・日産ラングレーの広告キャラクターとして必ず出ていたので30代の男性なら、F1レーサー=鈴木亜久里、と思っている筈だ。)

 しかし、時代は変って鈴木亜久里氏の必要性というものが薄れ、それを反映したのが、商品先物会社にまで質権設定される「スーパーアグリF1チーム」の信用度ランクと言うものなのかも知れない。
(といっても、鈴木亜久里氏は、あの頃は天然パーマのオッサンヘアーでしわくちゃ顔で色黒の年齢不相応のフケ顔だったのが、今は、カッコいい白髪のナイスミドルになってていい感じだと思う。今の方がファッション誌系広告のモデルとしていいと思うが…資金繰りでスケジュール一杯かな?
 考えてみれば、全国保証ばんせい証券の奴らも鈴木亜久里氏の資金繰りが困難になった時点で…「全国保証は1000億円のキャッシュフローがある」と豪語しているのだから、貸し金の十五億円程度、相殺してやって、広告スポンサーになってやればよかったのに。

 昔、ばんせい証券は三田明に平安貴族のかっこさせたしょうもないテレビCMを打っていたが、鈴木亜久里氏のスポンサードに入れば三田明以上の効果は得られる筈。また、悪徳イメージの商品先物取引会社がこれを機会に貸し金相殺してやってスーパーアグリF1チームエーカンパニー)のパートナーカンパニーの一群にでも加えて貰えば、HONDAやブリジストンやオートバックスやENEOS等のちゃんとした会社とも肩を並べられる…少なくともまともな「証券会社」っぽく見られるかも知れないのに。…ま、名を棄てて実を取るという金融道まっしぐらなスーパードライスタイルを貫くのも逞しい話だが。結局、商品先物屋や保証屋にはスーパーアグリF1チームは「担保」としてしか映らなかったのだろう)

全国保証ばんせい証券の質権設定は抜きにしても)

…そもそも、巨額な負債付きのスーパーアグリF1チームに買収者は現れるのか?

 鈴木亜久里氏は歯に衣きせぬ過激な発言(相手の優劣・強者弱者は考慮)で有名であったが、F1最弱として君臨してきたチーム・ミナルディを「何のために参戦しているのか分からない」と馬鹿にしたことがあった。ミナルディはスーパーアグリ=ホンダ≠ニ言ったように、自動車メーカーの支援を受ける事のない「プライベーター」チームであった。
 ミナルディは自他共に認める最弱のチームで参戦以来、表彰台に上ったことは1度もなく毎年のようにチーム存続の危機がささやかれた。そんな最弱チームに対する弱い者いじめのような一言が鈴木亜久里氏の「ミナルディは何のために参戦しているのか分からない」という言葉であった。2005年限りでチーム・ミナルディはF1から撤退した。そうしたら、次に弱かったスーパーアグリF1チームが今度は苛められ罵られる番になってしまった。

 といっても、ミナルディには特筆すべき優れた点もあった。他のチームのスーパーアグリ=ホンダ≠ニ言ったように、自動車メーカーの支援付きヒモ付きではなかったため、いわばインディーズレーベルのように隠れた新人を沢山見つけ出したりする、新人レーサーにとっては有りがたいチームでもあった。ピエルルイジ・マルティニをはじめ、マーク・ウェバー、フェルナンド・アロンソ、ジャンカルロ・フィジケラ、ヤルノ・トゥルーリといった有力ドライバーがミナルディからのデビュー組となっている。
 もちろん、本紙が「未公開株詐欺事件・カフェ・ナニーニ・ジャパン」として糾弾している、
アレッサンドロ・ナニーニ氏もミナルディからデビューした。
(未公開株詐欺会社の社外秘営業トークマニュアル等もあるので宜しければどうぞ→「カフェ・ナニーニ・ジャパン未公開株販売トークマニュアル極秘書類」)

 ミナルディを自動車メーカーからの支援も受けられないとバカにしていたのに今度は自分がバカにされる立場になり、しかもミナルディほどの小回りの利かない身重なヒモ付きの身体であり、結局、商品先物会社のばんせい証券にまで自社株に質権設定されてしまった鈴木亜久里氏だが、今回、ターバンを巻いて現れたインドからの救世主たるスパイスという買収者とはどうなるのであろうか?

スーパーアグリF1チームの真価と全国保証ばんせい証券の動き

 インドの買収者がスーパーアグリF1チームをなんぼの価値と踏んでいるかは定かでかない。
 しかし、全国保証からの命を受けたばんせい証券が、本人曰く
「金融庁の監査の間だけの一時的な形でいいから、
このスーパーアグリF1チームの質権を15億円で買ってくれ。
一ヵ月後には『30億円で』買い戻すから」
と商品先物会社のライバル企業と東京では有名な資産家などに対して、

お願いしまくっていたのは事実だ。

 ばんせい証券いわく、金融庁の監査さえ逃れれば、倍で買い戻してもよい、というくらいのシロモノ。
しかも、1万円借りて2倍の2万円を返す、程度の話じゃない。
15億円で売って30億円で買い戻す、即ち15億円借りて、30億円返すという事は、たかが一ヶ月の間に、ばんせい証券は、というか全国保証グループは15億円も現金を捨てることになる。ヤミ金なんか屁とも思ってはいない鬼の商品先物業者、ばんせい証券が、一ヶ月で倍返しというハンパじゃない高金利を認める、その位の損をしても、15億円をドブに捨てても割に合うとスーパーアグリF1チームを見ている事になる。
 しかし、それならスーパーアグリF1チームのパートナー企業やスポンサーにでもなればいいものだが、それもしないし、いまだインド人の買収者もすんなりキャッシュを渡すとは思われない。
 なら、ばんせい証券は何故、15億円借りて、30億円返すなんて言ったのだろうか?

スーパーアグリF1チーム担保で

15億借り30億の倍返しの本音

 考えられるのは、「もう、付き合うことのない不義理をかまして喧嘩になっても構わない相手を『濡れ手に粟で15億円も儲かるよ』と詐欺って、クソの役にもたたないスーパーアグリ株を押し付けちゃえ!」と考えて、不義理をかまして構わない相手にだけ話を持ちかけていたという商品先物業者ならではの非情なるビジネスセンスによる行動だったのではないかということだ。

 株の仕手戦だろうが、商品先物の仕手戦だろうが、倒産会社の不良債権の処理に付いてだろうが、裏社会の悪の論理では「ババを引いた方が悪い」騙された方が悪いというのが当然であり、商品先物会社のばんせい証券が自分の身に染み込んだ、論理に従い行動し、イチ抜けするのは当然の保身作戦ともいえる。誰かにババを引かせるつもりでクソ株の質権を、いやスーパーアグリF1チームに対する70%の支配権を売り歩いていたと考えるのが、ビジネスマンとして妥当と思われる。いや、そうするとスーパーアグリF1チームの価値が限りなくゼロに近いなんて話になっちゃうから、もっと別の見方は、もっとまともなビジネス理論に基づく帰結はないか考えるが、どうも他には見当たらない。

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