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東方青年連盟川津永次会長。一見すると一流企業の好紳士といった風貌だが、内に秘めたる闘志は並大抵ではない |
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開宴直前、最終打ち合わせをする川津会長・本紙社主・光永名誉会長 | 去る10月22日、新宿のホテル海洋にて「東方青年連盟」の10周年記念パーティーが開催された。本紙は「全国勝手連連合会」と共に後援として参加した。
東青連は元々、極東会の幹部・棚本氏が設立した任侠系右翼であった。現在では棚本氏を含む任侠関係者は退任し、会長として川津永次氏が就任。組織は、政治運動家の若き志士達で構成されている。
また名誉会長には、勝手連の光永勇会長を据えている。光永氏といえば、嘗て左翼運動に傾注し、北朝鮮よど号犯ともコンタクトが取れるほどの人物だ。その光永氏が名誉会長なのだから、この東青連の発想がいかに自由なものであるかお分かり頂けるだろう。
さて、パーティーには各界の著名人が多数出席し、会場を賑わした。 場内は半分以上の方々が立席・満席状態であり、同フロアのロビーから廊下まで、多くの人々で埋め尽くされた。
既存の右翼団体主催パーティーに比べると、壇上に立ち挨拶を述べる政治家の方々も自民系に限らず、民主・革新系さまざまでありその演説も「右翼に迎合」しない内容が多く見受けられた。
中でも、ドクター中松氏の「左翼に比べて、右翼には理論的構築がなされていない」という言葉に壇上近くの右翼幹部の方々が(眉間に皺を寄せるでもなく)感心して「ウンウン」と頷いているのを見ると(中松氏の歯に衣着せぬ毒舌ぶりも凄かったが)来場した右翼幹部の方々の異思想に対する寛容さ、懐の深さに感心させられた。
東青連によると「雨天の中、来場して下さった方々には心より感謝している」との事。 東方青年連盟の益々のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。 |