敬天新聞4月号 社主の独り言(辛口)

(敬天新聞4月号)

▼鹿島建設が風雲急を告げてきた。鹿島記事を書く切っ掛けは偶然だった。私を名誉毀損で訴えてきた相手がいつものように「事実無根」というので、事実無根ではないと情報提供者と受けて立つことにした。

 その情報提供者の代理人が鹿島の下請け業者S氏の弁護士でもあって、鹿島の圧倒的な力の前に苦戦を虐げられていた。 真実が表に出ないのだ。そこで私は鹿島とS氏の話し合いの場に暴力団の大幹部が出席していた事実を記事にした。

 ゴミを羽田国際線滑走路に入れたという位では揉み消されてしまうのだ。事実、この件に関して国土交通省が有耶無耶にして蓋をしてしまった。

 大手マスコミを始めメディア関係は広告の関係もあろうが、なかなか真実追及に乗り出そうとはしなかった。

 一つには話が複雑過ぎて何回説明されても理解できなかった。真実が見えづらかった理由のもう一つは被害者と思われていたS氏も、実は元々は鹿島の幹部と仲間として仕事をしていたのである。

 それが金のトラブルから袂を分かち、告発を決意したのだろう。驚愕すべきは告発後、S氏はマルタイと呼ばれる警察保護対象者になっているのである。

 鹿島は日本を代表する建設業者である。優秀な顧問弁護士、警察OBを多く抱えている。それにも関わらず、そのような会社の告発をすれば命を狙われる対象になるという事を、この事実が物語っている。

 一般的には国民の多くがまさかと思っている事だろう。しかしS氏がマルタイとして監視されているのだ。工藤会に狙われているマルタイ業者と同じように、鹿島を告発したS氏がマルタイの対象者になっているのだ。 羽田沖滑走路工事の総額は単体で六千億円弱と言われている。この采配を現場の責任者になると仕切れるのだ。

 これほど大きな利権はないだろう。毎晩銀座で豪遊してもまだ蔵が建つほどの利権である。当然内部の権力争いの利権や材料に利用される。

 S氏も鹿島の幹部と組んで仕事をする位だから全くの素人ではない。市街化調整区域に開発許可を出させたり、そういう行政、ヤクザ、ゼネコン、同和の境目で仕事をしている人物で、仕事の出来る人物だという。

 だからこそ専門職の親方の集まりである建設共同組合の代表にまで選ばれる程の実力者なのだ。 明大卒、能力あり。ここまでどっぷり土方の親方が建設残土ゴミの意味がわからない訳がない。

 事実として、鹿島の横浜の所長がS氏を使ってゴミを不法埋め立てに使おうとした。これは、建設事務所所長にとって退職金以上の価値があることである。

 S氏は百億儲けさせるという話に乗って実行した。しかし、羽田沖滑走路工事の一次下請けを相談されるほどのベテランがそう易々と単純な話には乗らないだろうし、所長だけの口約束では信用しないだろう。

 当然、鹿島内部の取締役クラスが陰で絡んでいる。この違反ゴミ搬入が見つかる切っ掛けは、このゴミ搬入を知らされていない当番責任者に不法搬入が見つかったことだそうである。

 S氏はこの仕事で百億の儲けを約束されたが、その条件の中で千葉県に二十四億で山を買わされたそうである。その山をどのように使おうとしたのかまでは知らない。しかしゴミ搬入がばれて、噂が広がり始めて来たら、鹿島の所長に「事態が終息するまでゴルフでもして休んでてくれ」と言われゴルフ三昧の日々を送っていたそうである。

 しかし二ヶ月経っても三ヶ月経っても連絡がないので現場に帰ってきたら、様子が一変していて所長に話ししても「そんな約束はなかった」というし、仕事仲間の親方連中も仕事を切られるのが怖いから突然、見猿言わ猿聞か猿に変身してしまったのだというのである。

 そこで話が違うということで鹿島に乗り込んで行ったら、剣もほろろに追い返されて、事の顛末を公表すると共に損害賠償訴訟を起こした次第である。そこで鹿島はこの反乱の鎮圧を旧知の間柄である住吉会の組長に頼んだのだ。

 ちょっとした鎮圧なら住吉会の組長で事足りたろうが、S氏はこの話に二十四億も投資しているし、土方組合の親方を務めるほどの人物である。面子もあったろう。

 それに実際に仲間として組んでた人物の中には現役のヤクザもいたようだ。相当な信用がなければ借りれないそうだが、埠頭にゴミを置く名義人の中にそういう人物がいたとも言われている。

 鹿島はS氏を反社としてイメージさせ、自身は被害者という構図を描いて「何も知らなかった」で終結を図ろうとしたが、S氏が依頼した弁護士の執念が見事だった。

 一度は国土交通省ぐるみで終りかけた話をまた仕切り直しに戻した。それと最大の功績はMS氏の取材だろう。

 私は弁護士からの情報と裁判傍聴で記事にしてきた。だがMS氏はより掘り下げて、S氏にも取材しているし、その言動の裏づけも取っている。誰でも自分に有利なように話をするだろうからS氏の話が全て事実だと評価はしないが、それでもゴミを搬入した事実を始めとして概ね真実であることは間違いない。

 内容を詳しく報道したのもMS氏であったし、その裁判所判決文を最初に解説したのもMS氏だった。

 鹿島にしたらこれほど五月蝿い存在はなかったろう。鹿島内部の者にすれば、この仕事を収めれば権力闘争に勝利できるし、金にはなるし何が何でも無事に終らせたい。

 その背景は民主党であった。浜元検事長も二弁の民暴弁護士もその当時は政権与党であった民主に近かったのは間違いない。

 

 当時の国土交通省大臣は前原誠治であった。職員の中には産廃違反で処分をすべきと訴えた者もいたらしいが、左遷されたという話もある。

 S氏はゴミ搬入は八千立方というが証拠はない。証拠は一千立方が海から出てきたことである。これだけでも充分大問題である。

 民主政権はこれを鹿島と組んで揉み消そうとしたのだ。何が清廉潔白の庶民の味方だ。見えない所では財閥と取り引きしていたということだ。民主党の実態である。鹿島の下のプロゼネコンがいて、そのプロ所長が第二の投棄を拒絶した。

 さて問題が露見すれば隠蔽だが、ここで産業廃棄物違反という微罪でやると(罰金で済ませても)鹿島の建設業免許がすべて吹っ飛ぶ恐れもある。

 だから詐欺であると逃げた。S氏にすべてを押し付け黙らせる筈だったが、土方の意地と誇りにかけて抵抗した。検察、裁判所ぐるみで「Sは反社」理論で隠蔽しようとした。

 しかしアメリカを敵にまわした民主党と組んだ鹿島をFBIやCIAが見逃すわけがない。しかも鹿島はアメリカがマフィア認定して海外資産凍結を宣言した住吉会系組長を雇い、事の収拾に当たらせた。火に油を注いだのだ。

 しかも政権はアメリカを支持する自民党に移った。全てが裏目に出て、隠蔽工作が暴かれる可能性が出てきた。S氏がやろうとしたことも褒められたことではない。金のために国際線滑走路の中にゴミを捨てようとした。いや捨てた。

 道半ばで挫折し、仲間割れしたことは国民にとってはよかった。もしゴミが目いっぱい投棄されて、何年後かに事故が起こったら大変な国際問題、賠償問題になったろうし、完成してから仲間割れして告発しても作り直すことは不可能だろうし、我々も国益として完成してからなら追及はできなかったかもしれない。

 去年の十一月頃から出社してない取締役もいるというし、内部で相当変化が起こっているらしい。捜査当局も新たに捜査を始めたという話も聞こえてくる。国内では超法規的企業と呼ばれた鹿島もアメリカ連邦政府の調査が入れば自慢の用心棒法務委員会も通用しないだろう。

stop!在日犯罪

▼同和団体が一世を風靡していた頃、猫も杓子も同和を名乗っていた時代があった。

 政治家もヤクザも同和を利用し金儲けに奔走し、行政や当局までもが同和の言いなりで全く為す術もないほど舞い上がっていた時代があった。

 同和に対する警察の及び腰と言ったら、今では笑い話になるほどひどかった。一時は何処まで力を持つのだろうと国民は恐怖におののいた時もあった。

 何があんな幻想を作り出したんだろう。役所によっては今でも一部で呪縛から開放されてないところもあるようだが、当局は積極的に呪縛解放キャンペーンをするべきである。

 貧困ビジネスでホームレスを役所に連れて行って生活保護者に申請、認可を取っているのは殆どが同和関係者である。一種の利権である。貧しい人が自分で申請しても中々申請は通らないが、同和関係者が申請すると直ぐ通す。

 しかし、同和を語り同和の威力で飯を食ってる本物の同和は意外と少なく、本当の同和出身者の中には目立ちたくない、静かに生活したいという人は意外と多いのである。

 せっかく行政暴力追放の看板を掲げたのだから、暴力団だから右翼だからと限定しないで、そこに犯罪性があれば臆せず捜査すべきである。

 日本人は我慢強く中々本音を言わない国民だが、一度動き出したら一致団結する習性がある。 驕り高ぶった同和にノーを突きつけ、あの幻想を壊した。これからの問題山積は在日外国人の驕りだろう。

 在日韓国・朝鮮人に対する国の特別配慮に不満を持ってる国民は多い。 大半は真面目に生活している人達だから、その人達にどうのこうのと言うのはないが、問題は犯罪者である。

 永住ビザを持ってる者でも犯罪を犯したものはビザを没収するとか、国外追放するとか、再入国禁止とか法律を作るべきである。過去の歴史認識の違いをすべてわが国の非とする考えは改めるべきである

 アメリカはあれだけ一方的な戦いを仕掛けても一度たりとも謝罪せぬではないか。外交の正義は常に強国にある。中国や韓国は幾ら金を払っても、何百回謝罪しても、結局は同じ事を繰り返し金を毟り取ろうとするだけではないか。

 国民感情ではなく、自国の政治に利用し国民に煽ることで国民感情を演出しているだけなのである。無視するかはっきり敵対行動を示すべきである。

 外から舐められ、中から舐められたのでは話にならない。日本で生活する者には日本の法律を遵守させるべきである。

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