（敬天新聞8月号）
公益財団法人沖縄県平和祈念墓園管理協会なる財団が事業主体となる、沖縄県糸満市字大度一〇一〇番地に施工中である大規模な墓苑について。この墓苑は財団といえども民間の組織であるのに関わらず、公的施設である「沖縄戦跡国定公園内平和記念公園」の直ぐ近くに建設し、更に名称を公立のものと酷似させている。
そして重要なのは、この財団法人の後ろ盾が、パチンコ産業の大手、「京楽」であるという情報である。多くの疑惑に包まれたこの墓苑を運営する財団法人と建設を請け負った地元の建設会社に対し、事実関係を確認するための質問状を通知した。
（以下、公開質問状の簡略した抜粋）
公益財団法人沖縄県平和祈念墓園管理協会
今和泉学 殿
株式会社りゅうせき建設
森敬 殿
（ 中 略 ）
・この墓地事業をはじめる理由は何ですか。
（沖縄県平和祈念墓園の作られる近隣には摩文仁集落といういわば住宅街があります。摩文仁区の住民の方々は、沖縄県平和祈念墓園管理協会が近隣に設置されることに相当反対し糸満市議会に施設建設反対の陳情まで行っております）
・貴殿は、摩文仁区住民の反対運動の、その内容を把握していますか。
・摩文仁区の住民の（墓苑建設反対の）陳情は六月に議題として取り上げられ、九月には議会で採択をされました。これは糸満市議会としても摩文仁区民の言い分を斟酌したものだと考えられますが、貴殿はこうあっても墓苑の施工を中断し、設営の是非を再考するお考えはありませんか。
・沖縄県平和祈念墓園管理協会の資金は、パチンコメーカー京楽産業から出ているということですが、この情報は正確ですか。
・（この墓苑運営の資金が「パチンコ京楽」からでないのなら）、事業主体である公益財団法人沖縄県平和祈念墓園管理協会の資金はどのようにして捻出されたものですか。
・貴殿らの沖縄県平和祈念墓園は、近隣住民である摩文仁区民の反対運動を押し切って、糸満市議会でもこの墓苑の経済効果や存在意義、区民への悪影響などが疑問視されている「案件」の出資元がパチンコメーカー京楽産業であったとすると、糸満市民全体としても、「折角の国の戦没者の慰霊施設のすぐ近所に風営法の規制を受けるパチンコメーカーが金に物を言わせてまがい物のような施設を作りやがって」と言う反感の声が上がるのは必死と考えます。
貴殿はどのように考えられますか。
･･････などなど、回答はまだなし。
未公開株時代から怪しげな噂がつきまとい、株式公開が日本に比べ非常に簡単なイギリス・ロンドンの「ＡＩＭ市場」に上場するも、売り上げがなく先日上場廃止となった指紋認証ビジネス企業「セキュアデザイン株式会社（社長・高橋諭、会長・柏原武利）」と資本関係のある日本セキュアジェネレーションに関連する人物に質問状を通知。この通知後ほどなく、裏情報どおり佐伯達之氏は米国ニューヨーク州に本社を置く
CA Technologiesの日本法人「日本ＣＡ」の代表取締役会長に就任した。
（以下、公開質問状の簡略した抜粋）
アイ・エム・エス・ジャパン株式会社
代表取締役会長 佐伯達之様
（ 中 略 ）
佐伯様が日本ＣＡの代表になりＭ＆Ａを開始される中に「日本セキュアジェネレーション（通称、セキュジェン）」という会社があり、この代表取締役の秋葉茂隆氏と佐伯様は、ＩＢＭ時代の上司部下の関係であるとも聞いております。
セキュジェンが債務超過に陥っていること、佐伯様と秋葉氏との間に「日本ＣＡの代表になったらセキュジェンに、Ｍ＆Ａの手続きをかけ、セキュジェンの超過債務を日本ＣＡによって帳消しにしてやる」という密約が成されているということです。これが実行されれば、どう帳尻を合わせようと、日本ＣＡ就任以前から周到に計画された「背任行為」となるのではないかと、私は危惧しております。
その点について、御回答のほど宜しく〜
･･････などなど、回答はまだなし。
新日本速読研究会 会長 川村明宏博士 殿
（ 中 略 ）
貴殿は、「右脳を鍛える」をキーワードにゲームだけではなく、高額な講座や教材を販売していますが、速読、記憶力に止まらず「視力回復」や「認知症予防」といったものにまで及んでいます。「認知症予防」なる特別プログラムや「レーシック手術等必要ない」「九十七％の人が効果を実感」とする「視力回復」というのもあるが、その根拠を教えてください。
貴殿がプロフィールで公表している「名誉情報工学博士」「教育学博士」とは何処の誰から得た称号ですか？我が国内に於ける博士の称号は、大学院の博士課程等を修了し取得するものです。名誉である博士を標榜しながら学歴を伏せる者は皆無です。
貴殿は子供から大人まで絶大な人気を集めている任天堂ゲーム機ＤＳの人気ゲームにより「脳トレ」の川島隆太教授と同様にその名を馳せています。その布石によって現在の幅広い商材販売に及んでいるのでしょう。然るに、これらの疑念を払拭する意味に於いても貴殿には良識ある回答を求めます。
･･････などなど、回答はまだなし。