2009/06/15
(安藤英雄氏のとばっちりを食わないようにね)
エイベックス本社にガサ入れがあった事が妙に噂を呼んでいる。その内容が何で今頃?しかもあんな事で?という程度の浜崎あゆみの出版イベントに絡む道交法違反だという。しかも渋谷署と警視庁本庁の合同捜査という気合の入れようだから、やはり憶測を呼ぶのだろう。
憶測を呼ぶのにはもう一つ理由がある。つい先日、赤坂の「バッドガール」というキャバクラが不当な勧誘という都条例に違反したとして九十日間の営業停止を受けた。どちらもキーワードは安藤英雄氏だ。
当紙では親しみを込めて「安藤の爺さん」と呼んでいる、パチンコ業界を始めとして、風営法関連の取り締まりが警察というジャンルには顔が効く、という大ボラを吹いてきたあの安藤英雄氏だ。業界神話として語られていたのは、「安藤氏に相談すればヤクザとのトラブルも警察とのトラブルも全て一発解決」…。
その裏付けは、赤坂署を中心として金をバラ撒いてあるから、三大広域暴力団トップをアゴで使えるから、というとてつもない大虚言であった。
当紙は最初からエイベックスに対して、そんな嘘言に惑わされてはいけない。信じてはいけないと進言し、枯れ尾花説を訴えてきた。一時は赤坂署の守りを麻布署が崩すのか、という噂も流れたが「被害者」の心変りでオジャン。
小室哲哉の一件でエイベックス松浦勝人社長も男を売って盛り返したが、一転、最近は小室に金を貸した奴が、実は財団法人を乗っ取った大悪党だなんて話も出ていて、まだまだどう転ぶか分らない。浜崎あゆみの自宅が松浦勝人社長のプレゼントだったのではないかという話もあるし、エイベックスはやっぱり魅力ある。
それで今回のガサ入れだけど、今までのエイベックスならこの位の事件なら簡単に揉み消して来た筈。それが何故?という事なのだ。バッドガールにしろ、安藤英雄氏に対しての「お前とは縁を切る」とか「お前の言いなりと思われてる事が不愉快なんだよ」という、当局の姿勢のように見えてならない。
ガサ入れの前々日に、警察OB(元署長)を水先案内人として、赤坂署にエイベックス松浦勝人社長と社長室長の遠藤が出向いたらしいが、ガサ入れに対する相談なのか、中元見舞いなのか、単なる相談なのか分らない。今月末は第22期エイベックス・グループ・ホールディングス定時株主総会&株主限定ライブinさいたまスーパーアリーナ≠セけど一波乱あるのかねー。