元エイベックス系AV企業アリュール所属の倖田梨紗実刑判決

2009/04/16


(安藤英雄氏は結局、冷たくほっぽり出されるの?手厚く総会屋対策功労賞でも授与してフェードアウトするの?)

 

 松浦勝人社長率いるエイベックスホールディングス系列だった成人向けアダルトビデオ制作会社アリュール所属だったAV女優名倖田梨紗(本名菊地有紗被告)懲役2年に問われたそうだ。

 覚醒剤取締法違反―使用の罪に問われた倖田梨紗は号泣しながら覚せい剤使用の起訴事実を認めた。倖田は昨年12月に覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の罪で涙の執行猶予判決を受けた。しかしその涙も乾かないうちに親友であり覚醒剤常習者の女性宅に行き、「この女性が覚醒剤をやるのをみて我慢できなくなった」という理由で、また覚醒剤に手を出したのだと言う。

 覚醒剤所有女性の元へ覚醒剤をやるつもりはなく、単に話をしに行き、しかし、その女性が覚醒剤をやっているのを見て、覚せい剤使用を見て我慢できなくなったという、凄まじい詭弁が通る筈はないと思うので、これはあくまでマスコミ向けの説明だろう(こんな論述を述べたのなら倖田梨紗の弁護士の力量を疑わざるを得ない)。

 覚醒剤所有者、拳銃所持者の元へ行って、使用しているのを見てウズウズしたから自分も射って(撃って)しまいました、という理由が通る裁判なんてあるはずがない。法的には酌量の余地はないだろう。

 しかし倖田梨紗の陳情には、執行猶予期間中の犯行だったとはいえ―突然の婚約者が現れその婚約者が出所後の倖田梨紗の保護観察監理を引き受けるという―援軍も加わってかなり軽微な実刑になったようだ。犯罪者の情状酌量には婚約者がいてくれるのが一番である。

 懲役2年は若くしてはまった薬物依存から抜け出すには丁度よいリハビリ期間だろう。

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