2009/04/03
(安藤英雄氏は結局、冷たくほっぽり出されるの?手厚く総会屋対策功労賞でも授与してフェードアウトするの?)
エイベックス松浦勝人社長の利益供与、監禁脅迫問題について、どうやら結論が出たらしい。関係者の話によると地元当局者が「これらの問題に関しては警察として立件しない事とした。その代わり、今後一切闇社会と手を切れ、交渉事は警察OBを使え」と話し合いが持たれた、と言うのである。
この話を聴いた時、真っ先に思い浮かんだのが総会屋決別宣言の時の「過去は問わない」という当時の警察庁長官の有名なセリフだ。私が法律だ、と言わんばかりの思い上がった発言、と一部の批判も出たが不退転のその決意が功を奏し、完全に総会屋を排除した。
しかしあの時は全企業、経済界に巣食う悪しき慣習とゴキブリ排除という大義名分、正義、国民の後押しもあり、社会的・公的な側面もあったから理解は出来た。だか今回はエイベックス松浦勝人社長の個人的な問題、一企業の疑惑に関して、警察が裏取引の様な結論を出していいのだろうか。
しかもハッキリと暴力団名を出して、利益供与があったと公表しているメディアもある。松浦社長が監禁脅迫した時に同席していた指定暴力団名や日付まで特定しているブログさえある。普通なら、そちらの方に関心を持ち、捜査をするのが当局の立場ではないのか。しかも、安藤英雄という得体の知れない爺々を通じて当局関係者の中に金を貰っている奴がいる、とまで書かれている。
そういう疑念を晴らす事こそ先ではないのか。その疑われている事にフタをして、エイベックスと手を結ぶなんて言語道断。この情報が本当なら、この判断には社会性も公共性も欠片も無いと言えよう。恐らく、この決定は大ブーイングに発展するだろう。
この情報の真偽の程は分らないが、当紙は毅然として、エイベックス松浦社長の総会屋への利益供与と、監禁脅迫事件と、暴力団への多額の裏金謝礼疑惑については、今後も追及を続ける。勿論、薬疑惑もだ。