北の大地の新聞業界を牛耳る北海道新聞の腐敗を暴く独裁者にて老害の極み菊地育夫(75)代表を徹底追及(3)

2010/03/19

 平成16年、北海道新聞(札幌市中央区=菊池育夫代表)は北海道警裏金問題を追及した報道が評価され、日本新聞協会賞(編集部門)を受賞した。新聞協会加盟の全てのマスメディア(新聞・通信・放送)を対象とする権威ある同賞受賞は、地方紙・ブロック紙にとっては正に快挙である。

 この前年には、道内での朝刊発行部数が過去最高を記録しており、道内70%といわれる販売シェアは、より磐石になると思われていた。しかし、純粋なジャーナル精神からの追求ではなく、飽く迄も同賞受賞を足懸りに道内制覇を目論んだに過ぎない菊池育夫は、直ぐにも馬脚を現すことになる。

 北海道警を執拗に攻撃していたと同時期に、室蘭支社では営業部次長による1億円以上の横領が発覚(逮捕後に実刑確定)したに続き、東京支社では元広告部長の着服が明るみになるなど、自身の足元が揺らぎ始めたのである。

 特に、着服に及んだ元広告部長の件では、刑事告発をすることなく、割増退職金2500万円を支給した上で通常退職扱いで内々に処理した事が北海道警の知るとことなり、これが特別背任罪に触れるとして、菊池育夫を対象とした捜査に着手したという。

 これに危機感を覚えた菊池育夫は、驚きの対処を以って保身に走るのである。身から出た錆びに等しい不祥事にも関らず、北海道警の意趣返しと思い込んだ菊池育夫は、ご機嫌を取るかの如く北海道警裏金問題取材班のメンバーを飛ばすことで、恰も一連の追求報道が間違いであったと認めるに等しい、理解不能の人事に及んだのである。

 特に、同取材班を率いた編集局報道本部の高田昌幸次長(当時)は、ロンドン支局に飛ばされ、又、北海道警キャップとして取材現場の中心にいた佐藤一氏は東京支社への転属となり、名誉ある日本新聞協会賞受賞の最大の貢献者が最悪の人身御供となり犠牲となった

 本来ならば、反権力を掲げ北海道新聞の名を全国に知らしめたこの両名は、同社の宝といって過言でない。それを、自分可愛さの身勝手な考えから部下たちを売り飛ばし、終いには新聞屋としての誇りさえも捨て去った俗物こそが、菊池育夫なのである。

 そもそも、一欠けらの誇りも正義感も持ち合わせてないことは衆知の事実。そんな男が、50数社の加盟新聞社とNHKで組織される、共同通信社理事会の次期会長候補だというのだから、笑い話にもならない非常に性質の悪い冗談でしかない。

 さて、この新聞屋を騙る「北の俗物王」こと菊池育夫は、部下たちを犠牲にすることで媚び諂った北海道警に、しっぺ返しを喰らうことになる。

 次回につづく

敬天ブログ | 敬天新聞社ホームページ | 敬天千里眼