保険・金融商品のコンサル企業「潟宴Cナインシュアランス」(千代田区神田錦町3−15=武林隆代表)は、全国各地に散らばる税理士をまとめ上げ、みんなで仲良く銭儲けをしようという組織である。同社は「保険業界の革命」を高らかに宣し、事業者向け保険と関連金融商品の販売を、一手に牛耳ろうと画策しているようだ。
そんな税理士等の総本山に、保険不正契約で100億円を荒稼ぎした「信和総合リース」が、破産寸前の時期に本社を移転したのである。保険契約で一儲けを企む税理士集団と、多くの税理士と結託し悪事を重ねた悪徳企業の、まさに似た者同士が同じ屋根の下に集結したのは、果たして偶然だったのであろうか。
この点について、信和総合リースの元幹部社員が衝撃の告発をしている。ライナインシュアランスの設立は平成17年4月と、起業から4年に満たない新興企業である。ただし、その資本金はコンサル業としては不釣合いともいえる3億9千万円を積み上げている。
この多額資本を引き受けていたのが、信和総合リースの創業者だったというのだ。
化粧品ファンケル・池森賢二名誉会長とアクサ生命不正保険契約との関係 (特集ページトップ)