化粧品・健康食品メーカー「ファンケル」 
池森賢二名誉会長が120億円を失う? gE

 破産寸前の「信和総合リース」の創業者を引き摺り落とし、会社資産50億円を手にしたのが、同社二代目社長の大山哲税理士(大山公認会計事務所・横浜市港南区港南台9−29−3)であるが、社長在任期間は僅か半月あまりであった。

 その後を引き継いだ重井社長も、同様に短期間で退いている。結局、信和総合リースの破産手続開始決定が下された平成20年12月2日の時点では、大山哲税理士の同社への関与は薄れていた。しかし、50億円の債権譲渡登記以外にも、大山哲税理士は奇妙な足跡を残していたのである。

 それは、信和総合リースが相次ぐ社長の交代で混乱している最中、本社を千代田区神田錦町3−15(NTF竹橋ビル)へと移転したのであるが、そこは、全国各地の会計事務所60ヶ所余りと提携を結ぶ、コンサル企業「潟宴Cナインシュアランス」(武林隆社長)の本社がおかれているビルだったのである。

 信和総合リースが保険不正契約を多発出来たのは、言うまでもなく顧客を次々と紹介してくれる税理士の存在なくしては不可能であった。両社の関係は次回にて。

 

化粧品ファンケル・池森賢二名誉会長とアクサ生命不正保険契約との関係 (特集ページトップ)

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