企業向け生命保険の不正契約で、100億円を荒稼ぎしていた「信和総合リース」の事件は、組織的詐欺の様相が深まってきた。信和総合リースの創業者であり、且つ本件首謀者である林正治氏が死亡した今、事件全容の解明は困難だといえる。
しかし、林正治氏の死亡をこれ幸いとし、犯罪収益を掻っ攫った火事場泥棒を見逃す訳にはいかない。特に、信和総合リースの二代目社長として、奇怪な動きを見せた、池森賢二ファンケル名誉会長の盟友、大山哲税理士(大山会計代表)と、本件に深く関与していたライナインシュアランス、その取り巻き税理士・会計士については、今後も徹底的に糾弾していくつもりだ。
さて、全国に60ヶ所の提携会計事務所(←会計事務所内に支店設置)を有する、保険比較・コンサルティング企業「ライナインシュアランス」だが、代表取締役の武林隆氏と死亡した林正治氏には、浅からぬ関係があった。武林隆代表がアイ・エヌ・エイ生命保険(現、損保ジャパンひまわり生命保険)の代表であった当時、林正治氏は部下として同社に在籍していたのである。
化粧品ファンケル・池森賢二名誉会長とアクサ生命不正保険契約との関係 (特集ページトップ)