(2009/10/08)
株式会社アドバックス(Advax Corp.東証マザーズ上場・株価コード:4749)のオーナー細川徳生は、過去(9年前)に、内外タイムスの故・恩田貢氏が創刊していた「噂」という情報誌(現在は廃刊)においても特集された事があったそうだ。
細川氏の当時の糾弾ネタはなんとシステム金融で、あの、通信販売で有名な化粧品販売会社「ヴァーナル(www.vernal.co.jp/)福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目6-15」を乗っ取りかけていた事だそうだ。
雑誌・噂でのタイトルは「許栄中企業ヴァーナルの危機 同社を侵食している『NSR』とは!?」とのもので、本紙に情報提供くださっているSさんも細川氏もどうやら許栄中にゆかりがあったらしい。
許栄中にコネのある細川が凄いのか?細川まで情報網を持っている許栄中が凄いのか?どっちかは判断つきかねる。筆者は、許栄中、許栄中と言われても、テレビのニュースでしか見たことがなく、許栄中と昵懇の間柄だとハッタリをかましている連中の多くが詐欺師であるから、恐らくハッタリの域を出ないウソだと思われ、故に筆者は許栄中とは縁もゆかりも一切ない。バブル神話に出てくる登場人物としてしか認識していない。しかし超有名人である事は間違いないが。
雑誌・噂の9年前の記事では、――NSR細川徳生がヴァーナル太田勝に億単位の金を「システム金融」によって貸し付け、返済しきれない太田氏からヴァーナル所有の不動産・動産を担保流れとしてドンドン取っていくもの――だったそうだ。
ところで、システム金融については過去にも記した。
敬天新聞10月号仕手・インサイダーがらみ特集 潟Aドバックス(東証マザーズ・株価コード 4749)の脅迫〜拉致監禁暴行〜インサイダーまでに関わる、NSR細川徳生グループの会社法錬金術
システム金融が身近であった者の立場から言うと、システム金融屋の細川氏が優良企業ヴァーナル大田氏に高利融資をするという「構図」がどうしても信じられなかった。
システム金融は、基本的に1ヶ月単位で小切手3枚を切らせ、1枚目10日〜15日後、2枚目20日後、3枚目は1ヵ月後に決済させる。
50万円融資なら10日後25万円、20日後25万円、そして3枚目・30日後に決済させる小切手の額面も25万円だが、この25万円というのは金利である、債務者は月5割かぁ高いなぁと思っているが、実質的には5割どころじゃなく「倍返し」に近いボッタクリ金融なのである。
そして、システム金融を利用する債務者は小切手を持った自営業者であるわけだが、月5割以上の返せるはずのない融資を受けるわけだから、ほとんど夜逃げ寸前の自己破産寸前者なのである。
だから小切手貸付をやる場合は、貸し付けるまでが重要(金融全てがそうだが)で、融資申し込みの際はきっちり聴き取りをし、不動産やクルマなどの担保のないヤツと親族に公務員のいないやつはハネて、貸せる条件が揃っても、債務者の方は無担保無保証で借りたがっているから、ノラリクラリと時間を延ばし、クルマ・もしくは不動産などの担保提供を認諾するか、公務員の親族に小切手の裏書をきっちりさせるまでは、相手が不渡りを出そうが知った事ではなく1円も貸しちゃダメなのだ。
担保を取らずに貸せば、多重債務者を相手に怒鳴り散らさねばならぬ羽目になり、いずれは自己破産専門の乞食弁護士から破産開始決定書が届いて、元本さえ回収できなくなる。
うちはトイチじゃ、トイゴじゃ、とわめいても回収できなきゃ自己破産者へのボランティア君となってしまい、金貸しじゃなく「いい人」で終ってしまう。
かように熾烈なシステム金融であるが、何がいいたいかと言うと、システム金融の利用者のほとんどはアコムやプロミスはすでに借り倒し信販会社のカードローンも枠一杯に使い切った多重債務者のはずなのである。
対して、ヴァーナルは・・・・・・システム金融の利用など不要な「超優良高収入企業」。
今でこそ少々力が衰えたように見えるが、当時のヴァーナルはテレビCMもバンバン打ち、飛ぶ鳥も落す勢いで儲かり続けていたはずで、ヴァーナル大田氏が他人に金を貸すというのなら分るが、なぜ資金豊富なヴァーナルがわざわざ他人から金を借りる必要があったのか?
これを考えると、雑誌・噂の記事のようにNSRがシステム金融でヴァーナルを喰っているとの記述は信じられないと思っていた。
ところが、S氏にその事を尋ねると、なぜヴァーナルのような資金潤沢な会社が、わざわざNSR細川氏から、システム金融のような高金利の危険な借り方で、借金しなければならなかったのかがわかった。
詳細はまた今度詳しく述べるが、簡単に言えば、外国人タレントを使った莫大な広告費用のかかるCM戦略の提案を受け、銀行から借りずにどうぞNSRから借りてくれと言われて何も考えずに従い、恐ろしく短期である決済期間に借りてから気付き驚き一括返済を希望したが、いやいや、まだ借りてくれとなぁなぁの話のままジャンプ(決済の先延ばし契約)、ジャンプ、ジャンプの連続で高金利の金利分がどんどん元金に組み入れられ、契約書式上の元金が膨れ上がっていったそうなのだ。
で、架空の元金が傍聴し、ジャンプを繰り返すごとに細川氏の要求が厳しくなり、ジャンプさせる代わりに担保の所有権移譲が行われ、ヴァーナルの自社ビルやら資産やらがどんどんNSR細川氏に移っていったわけだ。ヴァーナルの販売権まで取られてしまっていたという。
一時は年商300億円にまで急成長したヴァーナルをほぼ手に入れた細川氏だったが、先年、代表だった太田勝氏も代表取締役を辞任し死去した。
代わってミンクルプロダクツ株式会社(福岡県飯塚市横田869-1)の室井潔氏が代表取締役に就任。
そしてヴァーナル代表取締役としての室井潔氏から細川徳生氏にヴァーナル代理店契約解除の通知が出された。これは、NSR細川徳生と株式会社ヴァーナルが関係を絶つための決断であったと思われる。
細川徳生の「武勇伝」の筆頭は、NSRの飛躍の源泉ともなったヴァーナルへの高利貸付〜2つのヴァーナルビルの買収であって、そのヴァーナルに敵対的に絶縁を切り出される事は「細川徳生武勇伝」に傷がつくことになる。また、経済的にも年間50億以上の(株)ヴァーナルからの販売代理店収入が無くなると痛い。
であるから、現在、細川徳生氏は、激怒し、表と裏から手を回し、なおかつ大弁護団を使いヴァーナルに対して何件も裁判を起こしているそうである。
ちなみにSさんいわく、これから本紙に対し情報提供してくださる細川徳生氏関連のダミー会社は以下の通りであるそうだ。
それと、東証2部上場だった不動産会社「スルガコーポレーション」の一連の地上げ事件の内訳で、マスコミでは報道されるのは光誉実業ばかりだったが、Sさんによれば光誉実業・朝治氏と共に逮捕された風間勇二元社長が経営していた『共同都心住販』の方が問題であるという。
「スルガコーポレーション」との関係も『共同都心住販』のほうが古く、しかも現在、同社の経営にはNSR細川徳生氏がタッチしているそうで、凄く問題があるという。詳しくはまた後日。
以下、細川徳生氏が上場会社の株式購入や色んなことをする時に使うダミー会社みたいなものの一覧である、との事
エヌ・エス・アール
細川徳生(代表取締役)
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
泣Gスコレクション
細川徳生(取締役 H09/12/25→)
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
泣Aールテック・ジャパン
細川徳生(取締役 H09/12/25→)
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
潟jナファームジャポン
細川徳生(取締役 H15/07/09→)
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル 7F
潟Tンテベール (細川氏とゆかりの深いY女史が代表取締役を務め、月々の『お手当て』を貰っているそう)
事業推進室: 東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
アローエスピー株式会社
東京都中央区銀座8-15-10 銀座ダイヤビル103
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
給竝タ盆栽 鰍レんさい東京銀座
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル9F
潟Aドバックス 実質オーナー細川徳生
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル8F
アローエスピー 梶@実質オーナー細川徳生
東京都中央区銀座8-15-10 銀座ダイヤビル103
潟`ャンスイット 実質オーナー細川徳生
東京都中央区銀座7-13-10 日本興亜銀座ビル8F
潟買@ーナル
福岡県福岡市博多区博多駅前4-6-15
支店 東京都中央区銀座8-10-6
潟Iオタ・コーポレーション
福岡県福岡市中央区赤坂1-10-9
潟nンズオンクリエイト
※※※有限会社グローバルキャピタル※※※
東京都中央区銀座七丁目13−10 日本興亜銀座ビル9F
代表取締役 香月政伸
グローバルキャピタルは細川徳生が財布がわりにしているダミー会社。数億円の資金を運用し主に企業のっとりの尖兵役となっている。
実際にSさんが創業者で代表だったクロスエー株式会社も細川らの巧言により、株式会社DPGホールディングスと5億円で株式交換≠した形にさせられて「タダ盗り」された。このクロスエー事件の内情については次回。(つづく)
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